プロフィール
心理カウンセラー ToMa(とーま)
・日本アドラー振興会認定カウンセラー
・保健師
・HSP専門カウンセラー
・講師
アドラー心理学を学び、深めることで、HSP(繊細さん)としての生きづらさ、適応障害・うつ病を克服した自身の経験から、HSPやメンタルダウンのカウンセリングを得意としている。
現役の保健師としても活動し、心身の健康のスペシャリストとして活躍している。
ご挨拶 【心の保健室】
はじめまして。
私は人間関係で悩んでいる方向けに、心の保健室を運営しています。
心理カウンセラーのToMa(とーま)と申します。
数あるサイトの中から、私のところにご訪問いただき誠にありがとうございます。
心の保健室では、家庭や職場、学校での人間関係に悩んでいる人が自分らしく幸せに生きていけるようなお手伝いをしています。
私にとっての保健室のイメージは怪我をしてしまったり、体調が悪い、何だか教室にいるのが辛い。そんな時に、逃げ込める場所、癒しを求める場所でした。
この心の保健室も、人間関係で傷ついた方の癒しの場となり、戻るべき自分の居場所に自分らしく戻っていけるような場所になったら幸いです。
私が【心の保健室】を運営している理由…
「どうしてToMaさんはカウンセラーになったんですか?」
「どうしてToMaさんは心の保健室を運営しているんですか?」
そんな質問をよくいただきますので、私が現在、活動している経緯をお伝えます。
私が【心の保健室】を運営している理由を一言でお伝えすると…
“自分と同じく人間関係で苦しんでいる人の力になりたい”と思ったからです。
以下は、そう思うようになった私の人生を変えたエピソードです。
少し長くなりますが、最後までお付き合い頂けたら、幸いです。
私は自身の気質から幼い頃から人間関係で悩んできました。
私は幼い頃から”優しい”と言われ続けてきました。
これは自慢でも何でもなく、私が周囲に嫌われたくなくて
周りに常に合わせてきたからでした。よく言えば優しい、他の表現をするのならば、誰にでも都合の良い人であろうとし続けたのです。
そんな性格から、周囲に頼ってもらうことは多かったのですが、いつしかそれが自分の自由を束縛していることに気づきました。
「人に嫌られたくない、叱責や注意をされたくない」と、過度に相手や周囲の反応に敏感になり、自分の意見は持っていてもそれを相手にうまく伝えられずに、自分の意見を押し殺し相手の機嫌を損なわないようにいつも立ち振る舞っていました。その場ではその振る舞いが楽だと感じている一方で、自分を押し殺していることがストレスになっていきました。
ただ、そのような他者中心の関わりは良くないとは分かってはいたもののやめることができず、気付いた時には自分ではどうしようもないくらいに問題は大きくなっていました。
最終的に私は適応障害・うつ病・対人恐怖を発症し、人生のどん底を経験しました。
そんな人生のどん底にいた私に救いの手を差し伸べてくれたのが、
”最愛の妻”と”アドラー心理学”でした。
妻は娘が生まれた直後にも関わらず、うつ病になった私を子育てをしながら支え続けてくれました。時には一日中泣きながら自分を責め続け「死にたい」と言う私を慰め、心療内科に連れて行ってくれました。
1年近くの療養で何とか働けるようになった私は、仕事に穴を開けている罪悪感と経済的な不安から、「早く仕事に戻らないと」という焦りに駆られ復職を決意するものの、復職後もやはり状態は優れず、復帰して半年後にはまた「死にたい」と心療内科に担ぎ込まれました。自分の中では「また、周囲に迷惑をかけてしまった。同じことの繰り返しだ、もううつ病のない生活には戻れない」そんな思考に支配され、涙が止まらなくなました。
そんな中で出会ったのが”アドラー心理学”でした。
時代を100年先行したと言われるアドラー心理学は、人間関係に悩む現在の私に大きな気付きを与えてくれました。アドラー心理学を知ってからは、人間関係での悩みを抱えたとしても、これは何とか解決ができると前向きに考えることができるようになり、希望の光が見えた状態でした。ただ、それだけで病気が完全によくなることありませんでした。
そして、次の転機はアドラー心理学を学び始めたことでした。
アドラー心理学を学ぶことで、自分の悩みや、その解決方法が具体的になり、それを実践することで
人間関係の悩みも、うつ病の症状も消えていくことを実感できるようになりました。
そして、アドラー心理学を学び実践することで、私は完全にうつ病を克服しました。
それからの私は、うつの再発に怯えることもなくなり人生が180度変わりました。
まるで背負っていた重たい荷物から一気に解放されたかのようでした。
「うつ病のない生活には、もう一生戻れない」と完全に諦めていたのが、嘘のように、生きることに本当にワクワクできるようになりました。
そして180度人生観が変わった私は「人生のどん底から這い上がる手助けをしてくれたアドラー心理学で今後は、同じように人間関係で悩む人の支えになりたい」と思うようになりました。
アドラー派の心理カウンセラーになることを決意した私は、日本アドラー心理学振興会の田山夢人先生を師事し、アドラー心理学を専門的に学びました。
アドラー心理学の技法を学んでいく中で、思わぬ所でその効果が発揮されたことに気がつきました。
それは保健師として健康の相談を受ける際にアドラー心理学を取り入れることで、相談者のお悩みが根本的に解決できたことです。
それまで食生活が乱れている方に、「もっとお野菜を摂りましょう。」「甘いものは控えめに」といった内容の説明をしてもほとんど効果はありませんでした。しかし、アドラー心理学を学ぶことで、食生活が乱れていることには、心理的な要因が隠れていることに気づきました。もっというと、その人には“食生活を乱してでも果したい目的”が存在していたのです。その方は仕事での人間関係のストレスを紛らわすために、過食に走っていました。食生活を変えることにフォーカスするのではなく、“食生活を乱してでも果たすべき目的”、つまり、人間関係でのストレスにフォーカスして援助することで、過食に走る必要がなくなり、健康的な生活を手に入れることができました。
アドラー心理学の創始者であるアドラーが「人の全ての悩みは人間関係の悩みである。」と言ったように人間関係の悩みの解決は全ての悩みの解決につながると思っています。
しかも、それは一人よりも専門家の力を借りた方が断然早く解決ができます。
過去の私がアドラー心理学に救われたように、今度は私が人間関係で悩み、苦しんでいる人の力になれたら幸いです。
長くこびりついた人間関係の悩み、もうどうしようもならないと諦める必要はありません。
あなたも自分らしい人生を送っていくことができます。そして、アドラー心理学で手に入れた幸せになる生き方は一生もののあなたの資産になり、この先の人生もきっと生きやすくなるでしょう。
よければ、私にそのお手伝いをさせてください。